クローゼットは金物とパイプを知ることから始めましょう
金物を調べる癖を付ける
クローゼットに限らず家具作り前には必ず金物を調べる癖を付けることです。
その昔、家具工場に設計担当者として入社した当時はとうぜんはじめから書けるわけでもないので
上司の指示で工場内をうろうろしていました。
そして事務所では外注していたプロの家具図面を模写することも指示され、
空いた時間にはひたすら家具金物のカタログを見ることも指示されていました。
周りからは、生産性のないことをしているなと思われていたでしょうね(^_^;)
ですがそのころ上司の指示に従っていたことが今になって生きているのです。
家具は箱だけではない
家具というと箱を思い浮かべませんか?
それが一般的です。
ですが建築との関わりを深く学んでくると
箱は必ずしも必要ないことが分かってきます。
むしろ箱にしないことで空間を有効に使え、
デザインもシンプルになるのです。
ただし建築側で下地を入れてもらうということが必要になりますので
家の構造くらいは知っていなければなりません。
金物で変わるクローゼット
もっとも金物で変わる場所はクローゼットです。
収納を重視するならキャビネット(箱)を連ねたりし、
着替えを重視するならハンガーが多く掛けれるパイプの本数を増やすなど
使用目的によっても形が変わるものです。
その時に家具金物を知っているかどうかでクローゼットが使いやすくもなり
使いづらいものにもなってしまうので設計者の力量が問われるところです。
試しにGoogleで
クローゼット パイプ システム と検索したら
こんなにあるんですね!
設計意欲が湧きませんか?
これがもし箱から設計していたらどうでしょうか、
決まりきったクローゼットになってしまいます。
ですから家具を設計するときには先に金物を探すと良いということです。
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